シューズドライでライニング(内側の革)のメンテナンス
◆ライニングについて
靴を長く履く為には靴磨きは不可欠ですがライニングのメンテンンスも重要になってきます。
理由を説明すると足は1日200ccほど汗をかきます。約コップ1杯分ほどの量。
足にある汗腺のひとつエクリン汗腺からでる汗はアンモニアを含んでおり革にダメージを
与えます。
更に湿度が残っている状態だと靴内部での雑菌の繁殖や臭いの原因に。
靴内部の湿気を素早く除去することがライニングの劣化を防ぐことに繋がります。
ライニングが劣化すると革が硬くなったり、亀裂が入ったりと履き心地に影響がでます。
◆ライニングを良好な状態にに保つ為に必要なこと
ライニングを良好な状態で履く為には様々な方法があります。
㈰1日靴を履いたら2日休ませる。
㈪シューズドライを入れ乾燥、抗菌、脱臭をする。
㈫木製シューキーキーパーを入れ形を整え湿気を吸う。
㈬定期的にライニングの革をデリケートクリームで保湿する。
・何故シューズドライを推奨するのか?
細かく分けてしまうと、上記で推奨した方法は大事な靴を長く履く為には
全て必要なことにはなります。
全ての靴にシューキーパーを入れるとなると中々の金額を投資しなければなりません。
そして木製シューキーパーも湿気を吸う量に限界があるので、できれば、
ある程度湿気が無くなってから靴に入れるほうが効率的です。
シューズドライは価格も安価であり繰り返し使用できるのでライニングケアに有効的。
1日目にシューズドライを入れ湿気を取り、
2日目にシューキーパーを入れ靴の形を整え靴磨きの際ライニングの保湿も
おこなうとライニングは長持ちします。
靴の内部を清潔することがライニングの劣化を防ぎます。
特に日本は高温多湿な上、梅雨もあるので湿気が溜まりやすい環境です。
シューズドライは乾燥、抗菌、脱臭の効果があるので日本の環境には適した
シューケアグッズとも言えます。
女性の方であればシーズンオフのブーツにいれておくとカビ対策に。
学生の方は毎日履く上履きに入れておいたり、運動部で使うスポーツシューズに
いれておいてもしっかりと湿気を除去してくれます。
あると万能なシューケアアイテムなので、この機会に家族分揃えてみてはいかがですか?
0コメント